日本文化について改めて知っておくべきこと
ここ日本は世界でも有数の観光立国の1つであり、そこが海外の人々のリピート率が高い理由の1つです。豪華絢爛な観光名所が次から次に見つかります。おまけに料理に関しては信じられないほど素晴らしく多様性に富んでいます。色々な地域を巡る場合は特にそうです。
日本の文化が世界でも独特な存在であることをご存知でしたか?どこの地域に行くにしても誰もが知っておくべき、お約束事項をご紹介します。
土足厳禁
海外の人がまず驚くことは、日本では、民家や料亭に入る前には靴を脱ぐのがしきたりで、必須のエチケットということです。畳をできるだけ汚さないようにするためです。畳の上にじかに座って床に近い高さのテーブルで食事を取る場合が多いので、ここまで清潔にする必要があるのです。
さらに、民家や料亭の中を裸足や靴下で移動せず、スリッパをはくことも驚かれます。
お辞儀
お辞儀にはさまざまな種類がありますが、極端に構える必要はありませんよね。外国人にとってお辞儀のやり方をすべて知る必要はありません。私たちは外国人にお辞儀のやり方をマスターするよう求めません。それでも、どうしても人に挨拶をするときにはお辞儀がつきものです。相手に対して十分に敬意を払っていることを意味するからです。
軽い会釈から完全に腰の位置まで深々と頭を下げるまで、お辞儀には色々な種類があります。低く深いお辞儀になればなるほど、その分だけ敬意を払うことになります。外国人にとってこれは興味深いようです。
チップは不要
欧米諸国とは異なり、日本ではスタッフやウェイターにチップを渡す必要はありませんよね。小銭を数枚置いていく程度なら構いませんが、一般的にはチップを渡すことは想定されておらず、渡さない方が望ましいですよね。
食べ物を持参
恐らく「お土産」という概念はご存知だと思います。旅行期間の長さに関わらず、大切な人や同僚には食べ物をプレゼントするのがしきたりになっています。多くの駅や空港で、お土産用の食品がずらりと並んだ専用の売り場があるのに気づかれるでしょう。
自分のためのお土産なら外国人にもなじみがありますが、日本ではプレゼントを他人に渡すのが習わしで、これも驚かれる文化のひとつです。日本について興味深いと言われるもう1つの点として、食べ物を詰め合わせたお土産セットの存在があります。たとえば、大阪に旅行に出かけたなら、大阪の食べ物の詰め合わせを買って帰るのです。
ショットグラスやマグネットはやめておきましょう。食べ物のほうがはるかに無難です。
ズルズル音を立てて食べて全く問題ありません。
外国だと、食事の際音を立てられると嫌悪感を覚える人が多いでしょうし、失礼とみなされるものです。しかし、日本では事情が違うのです。麵をすすって丸吞みしても全く問題ないですよね。例えば蕎麦の風味を味わうため、麵を丸吞みするのが習慣になったと言われています。
もう1つの理由は、もちろん麺が熱いからです。通常麺類は熱々の状態で出されますので、冷めるまで待ってから食べる人なんていません。だからといって、大きい音を立てて食べ物をかみ砕いたりゲップをするのは法度ですから、ご注意ください。